【プロフィール】
小林徹さん
株式会社Cure(キュア) 代表取締役
facebook

【事業内容】
オーダーメイドサプリメント・健康食品の企画、製造、及び販売。 行動療法によるダイエットサポートプログラムの開発・運営。 健康管理に関するデータ収集、解析及びコンサルタント業務。 セミナー、研修の運営。
>会社ホームページはこちら

小林さんはこのインタビューの約半年後、
2013IRONMAN 北海道を完走されました!
>IRONMAN HOKKAIDO公式ウェブサイト


「やりたいときにやっておかないと後悔する」

-トライアスロンをはじめたきっかけは何ですか?

周りの何人かがやっていました。
やっている人たちは私より年齢が少し上にも関わらず、格好いい大人だったんです。
そういう風になりたいと思ったのが第一のきっかけですね。

-潜在的にトライアスロンっていいなという想いはありましたか?
男としては憧れていましたね。単に"運動ができる格好良さ"ではない何か別のあこがれです。

-”自己管理能力”、みたいなかっこよさですよね。
そうですね。
もうひとつ、きっかけの話しに戻りますが、伯母さんがなくなって、そこでやっぱり「やりたいことをやらないと、いつ死ぬかわからないから、やりたいときにやっておかないと後悔する」という想いがありました。
それもきっかけの一つとして、思い切ってトライアスロンの世界に飛び込みました。


社長仲間との練習の合間に、トライアスロンを語らう。


-学生時代やこれまでにスポーツなどをされていた経験はありますか?

小さい頃はバスケットボール、空手などしていました。


--極真とかですか?
それも分からない位、空手をやっていたのは短い間でした(笑) あとは、、中高はバレーボールをしていました。 高校生の時にインターハイに行きました。

-トライアスロン以外のスポーツはされていますか?

トライアスロンのためのトレーニングとして、マラソンだったりトレランだったりをしています。

トライアスロンデビュー2戦目でミドル完走、3戦目でロング完走!

-これまでの戦績を教えてください。

2013年 石垣島トライアスロンが初めての大会です。 同じ年の8月の珠洲トライアスロンで2回目のトライアスロンでミドル(A)を完走しました。
※このインタビューの後、2013 五島長崎 国際トライアスロン大会 2013年6月23日でロングを完走されました。


愛車はCEEPO.


-これまでで一番印象に残った大会はどの大会でしたか?その理由をお聞かせください。
やっぱりデビュー2戦目の珠洲ですね。

-デビュー2戦目であの距離(ミドル)に挑戦して、しかも完走するというのはすごいと思います。
僕自身は、結果としては完走を目指しますが、1回やればもう1回できる可能性が非常に高まりますよね? そこなんです。出来ないところをチャレンジして出来る事がすごく嬉しいのであって、そういう意味で言うと 「未知の世界にチャレンジしたい」という想いが強いです。 完走できるかできないかより、次のステップへのステップとして次から次へと挑戦を重ねて、どんどん未知の世界を知って行きたいという重いです。 完走できるある程度の保険みたいなものはあまり必要としていませんね。

-珠洲のときはやっぱり「しんどい」という思いはありましたか?
ありましたね。

止められるまでは、動き続ける、頑張る。

-「リタイヤしようかな、、」という思いは頭をよぎりましたか?
それはなかったですね。
ほんとうに駄目だったら誰かが止めるだろう、と思っていました(笑
止められるまでは頑張ろう、止められるまでは動き続けよう、みたいな(笑

- 景色は楽しまれましたか?
バイクコースの下りの景色は最高でしたね。

-ご自身で決めておられる練習の決まり事等はありますか?

あまり決めていませんね。その日の気分で練習しています(笑
ただ、さすがに石垣に出る前の1年ぐらいは、やりはじめたばっかりだったので、わからないからいっぱい練習していましたね。


-ご自身が一番得意な種目はありますか?
自転車ですね。

-何か理由はありますか?
格好よく言えば「風になった気分になれる」ですね(笑

-ここは「(笑)」をつけますね(笑
(笑)やっぱりスピード感ですよね。

-僕は他の種目(スイム、ラン)に比べて楽で、あとやっぱり男なのでマシンを操っている感が好きですね。
そうですね。あと、僕の場合、結構峠を登ったりするのが苦手ではないんですよ。

-苦手な種目はなんですか?
今はスイムですね。(2013.3現在)
でもスイムは実際嫌いという訳でもないですよ。
宮古島合宿※で久しぶりに泳いで溺れそうになったトラウマがありますが、、、(笑
(※京都のチームフルアウツの合宿。宮古島での平日を使ってのトレーニング。)

苦手を克服する方法は、「好きになること」。

-苦手を克服する為にどのような対策をされていますか?
「好きになること」ですね。
気持ちいいところを、探すというか。泳ぐのでも泳いでいて気持ちいいというか、ランでもスイムでもそうなんですが。。

-いいところを探すと言うか、、そういう感じですか?
そうですね。今の状況で気持ちいいんだっていう風に、気持ちを変える、というようなことをします。

-僕の場合も、ランの直線が嫌いなので、意識的に普段の練習でも直接をわざと走るようにしています。
海の長いのとか嫌でしょ?(笑
あれは、体力というより距離にやられるんですよね。

-まだ一周目、みたいな(笑
そう(笑)。石垣でも、素人目にはすごく長く感じますよね。

-珠洲はでも、天気もよくて海も奇麗だったので僕は結構楽しめましたね。
僕は全然楽しくなかった(笑 「殺す気かあ!と思いました」(笑

-トライアスロンをやっていて良かった事を教えてください。

少々の困難が困難でなく思えるようになりますね。
それは身体の面でもメンタルの面でもそうで、たとえばケガをした時とか、、。
今回の宮古島合宿に行ったのはキムカツ※コーチがコーチだったからなんです。
コーチはひどいケガを克服してやってきた人で、自分のけがなどに比べたらもっとひどい
困難を超えてきた人で、そういう人に教えてもらえるからっていう理由が大きかったですね。

行っている今年と、行ってない去年とは、全然気持ちが違いますね。
練習を今年は良くしています。


琵琶湖畔を、トライアスロン仲間と疾走。


-トライアスロンがビジネス、経営に及ぼす良い影響を教えてください。

1つは、誰かに紹介してもらうときでも「トライアスロンをやっている人」っていう風に紹介してもらえることですね。

-「人となり」として、強いですよね。
そうですね。
あと、僕は健康、美容系のビジネスをしているので、いい印象を持ってもらえますね。

将来の夢は、マッターホルン登頂。


-ビジネス面での現状、将来の夢などをお聞かせください。

トライアスロンと同じように、3つのビジネスを展開したいですね。
1つだけをやるのではなく、異なるビジネスを3つ。

将来の夢は、マッターホルン登頂ですね。
理由は孫の代まで語り継がれる男になりたいからです(笑

-おじいちゃんはすごかったんだぞ!と(笑
そうです。それを言わせたいが為にやる、みたいな(笑
冗談ではなく、ほんとに、おじいちゃんはすごかったんだぞ、とプライドを持って自慢してもらえるようになりたいなと思うんですね。

-目標とする経営者、アスリートなどはおられますか?
経営者で言うと、、、
年齢的に言うと、顧問税理士の峰岸先生ですね。
耳が聞こえない方なんですが、セミナーもやっています。
ご自身が耳が聞こえなくなってからも仕事も成長していますし、人格者でもあるので、ほんとうに尊敬しています。世界で勝負している方で言えば、冒険家の加藤学さんですね。

アスリートで言うと、
やっぱりキングカズですね。

-カズさんにはお会いしてますよね。
はい。
何がすごいかっていうと、あの「しつこさ」です。
全然あきらめない、そのメンタリティがすごい好きで、周りに何を言われようが、やり通す、やり続けるすごさが好きです。


冬でも練習は欠かしません。

お金は作れるけど、時間は作れない。

-これから、トライアスロンをはじめよう!という方に何かアドバイスはありますか?
自転車はいいものを買った方がいいですね(笑

冗談はさておき、、、、
お金と時間と体力がないとできないスポーツなので、やりたいと思ったとき=「今しかできない」だと思います。
やりたい時に思い切ってやることがとても大切だと思います。
どうしても、お金の面や時間の面でも体力面でも躊躇があると思います。

自分がこうありたいと思う「未来」から見て自分に足りない事はたくさんあると思うんですよ。
でもその足りない事を嘆くよりも、その足りないと思う事をひとつひとつクリアーして行くことが
その自分が思う未来に近づく近道だと思うので、そういったことを体現できるのがトライアスロンだと思います。
練習しなければ完走ができないスポーツなので。

お金ももちろん重要ですが、時間がすごく重要だと思います。
お金は作れるけど時間は作れない。
だから、今やりたいと思った瞬間にやっておかないと、次そんなチャンスは回ってこないと思います。

-いつやるの、、、
今でしょ(笑)っていうやつですね。


-起業したい!と考えている学生の方や社会人の方に何かアドバイスや伝えたい事はありますか?

「やればいいやん」ですね。
やりたかったら、やる。それだけですね。
アドバイスという事であれば、お金の借り方に気をつけることですね(笑)
お金のことをちゃんと勉強する、という事を大切にして欲しいですね。

「なりたい」と思っている人がいれば、その人の価値観を受け入れて「習う」ことです。
自分がこうありたいと思う方やちゃんとやれている人から価値観を教わって、それを自分に活かす事です。

サラリーマンと経営者の時間の感覚は全く違います。
時間を軽く考えないことです。約束の時間を守る、という当たり前の事をできないサラリーマンや
経営者が結構居ますが、そこでお金が発生していると思えば、時間の重要性が認識できる筈です。
お金のこと、時間のこと、信用のことなど、それは価値観の問題であって、
その価値観を、尊敬する先輩や成功している先駆者から「学ぶ」
ということを大切にして欲しいです。

「夢と目標」は一緒。


-今後の目標を教えて下さい。(アイアンマン出場、家族と海外遠征など)

IRONMANを全制覇したいですね。
トライアスロン仲間のIRONMANの話を聞いてやってみたくなりましたね。

最近、夢と目標が一緒なんです。
なんでもできるんだなぁ、とトライアスロンをやっていたらすごく思いますね。
そこに行きたい、と思えば、そこに行けるんだなぁ、と最近すごく思います。
そこに行く過程でいろいろとクリアしなくてはいけないんですが、
お金とか時間とかいろんな条件もあるんですが、それを一つ一つ突破していくことが愉しくもあり、経営者としてもトライアスリートとしての姿勢だと思います。

-本日は長い間、ありがとうございました。


interview by : GENKI.代表 井早

この社長と一緒に練習がしたい!

この社長と商談がしたい!

ページ上部に戻る